チーズのドッグフード

犬用のおやつとしても高い人気を誇るチーズは、嗜好性が高くカルシウムが豊富ですが与え方に注意が必要です。
愛犬の健康を阻害しないように、チーズの特徴と注意点をしっかり理解しておきましょう。

与えすぎに注意

塩分

チーズは発酵食品の一つで、タンパク質やビタミン、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれています。
しかしチーズには塩分も多く含まれており、大量に与えてしまうと腎臓や心臓に大きく負担をかけてしまいます。
人間用のチーズは塩分や油分が多いため、与えるのであれば塩分が少なめなモッツァレラチーズやクリームチーズ、カッテージチーズがオススメです。
人間用が不安であれば、塩分や油分が控えめな犬用のチーズがオススメです。

カロリー

犬には食べ残したものを地面に埋めて発酵させてから食べるという習慣があったため、発酵食品が大好きな子が多いのが特徴です。
また匂いも強く味も濃いため食欲アップにも活躍します。
カロリーも高く食欲のない時の栄養補助食としては頼もしいですが、与えすぎると肥満などを引き起こしますので注意が必要です。

チーズを与える量は1日のカロリー量に対して2割までに抑えて起きましょう。
もちろんフードの量を減らし、摂取カロリーが多くならないように調整する事も大切です。
犬用のチーズの場合は投与目安がパッケージに記載されていますので参考にするようにして下さい。
人間用のチーズを与える場合は、小指の爪ほどの大きさのものを2、3個ほどに留めるようにして下さい。

与え方に注意

アレルギー

チーズにアレルギーを発祥する犬もいますので、初めてチーズを与える場合は少量から与え様子を確認するようにして下さい。
少しずつ量を増やしアレルギーかどうかを判断する事が大切です。
アレルギーの症状としては鼻水やくしゃみ、目やに、かゆみ、湿疹などがあります。

サイズ

大きめのチーズは丸のみして喉に詰まらせたり消化不良を起してしまう可能性があるため、チーズは出来るだけ小さくカットしてから与えるようにして下さい。
トレーニングのご褒美としても活躍しますので、集中力を高めたい時に小さくカットしたチーズを与えるのは効果的ですよ。
またお留守番や一人で遊んでいて欲しい時に、知的玩具と一緒に活用するのもオススメです。

手作り

チーズの塩分を考えると、専用のカッテージチーズを作ってあげるのもオススメです。
牛乳とお酢だけで簡単に作る事が出来ます。
手順としては、60度ほどに温めた牛乳(500ml)にお酢(30ml)を入れ素早く混ぜて放置します。
液体と固体に分離したら、ボウルに清潔なふきんかキッチンペーパーをしいたザルをのせて流し込みます。
ふきんに残った白い物体がカッテージチーズです。

与え方に注意すれば嗜好性の高いチーズは、ご褒美にとても最適です。
愛犬の喜ぶ顔を長くみるためにもおやつの与え方にも気を配る事が大切です。

[出典]
チーズのドッグフード
http://www.awaikeda.jp/catv_net.htm