ドイツ産のドッグフード

日本はペット大国ながらもペット後進国のため、ペット先進国に比べペットに対する意識や法律などがまだまだ未熟です。
特にペット先進国として有名なドイツと比べるとその差は大きく、ドイツでは犬の税金を始め「しつけが行き届いている」という大前提のもとノーリードでの散歩、電車やレストラン、ホテルなどへの出入が自由など日本とはペット事情が大きく違います。
ドッグフードもその一つでドイツでは「人間の消費に適合するものでなければいけない」という法律のもとに製造されています。

食事の常識が日本と違う

日本では犬の食事は総合栄養食であるドライフードを中心として与えています。
ペットに関する高い意識を持った人のみがその内容に関して興味を持ちドッグフードの選択をしますが、ホームセンターで売られているフードを安いからと選ぶ人も少なくありません。

ドイツでは「犬の税金」という犬を飼育する際にかかるに税金により、無責任な飼育を防ぎすべての飼い主が責任感を持って犬を飼育しています。
そのためドイツの飼い主は愛犬に与える食事に関しても高い意識を持っており、ヒューマングレードの食材を使用したドッグフードや手作り食を与えている人がほとんどです。
なかには愛犬の手作り食のための犬専用生肉を提供するショップもあるそうです。

ドイツ産はヒューマングレード

ドイツでは「人間の消費に適合するものでなければいけない」という法律があるため、品質に関してドッグフードの安全性が確保されています。

しかし日本ではそのような法律はなく、すこしでも安く提供するために人の食べられないような素材(4Dミート、副産物)を使用している場合もあります。
そのような素材はヒューマングレードに比べ栄養配合量が少なく、必要な栄養素を補給するのには向いていません。
特に犬では動物性タンパク質の重要性が高く健やかな生活を保つために人の4倍ものタンパク質を必要としているのに、粗悪な素材を使用したフードでは必要な栄養素を補うことは出来ません。
その結果健康に大きな被害をもたらし、病気だけでなく最悪の場合には死に至る可能性もあります。

犬に関する意識の問題は犬のQOL(生活の質)に大きく関わります。
日本でも意識を高く持てば良いドッグフードを入手する事ができますので、愛犬に真剣に向き合ってぴったりのフードを選んであげる事が大切です。

[出典]
安心安全が期待出来るドッグフード
http://www.amesp.jp/annzennannsinn.html
海外のドッグフードについて
http://www.grooming.jp/kaigai.html
ドッグフードの種類・国産or外国産
http://josef.boy.jp/san.html